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2017年3月6日
第22弾!編集者が行く!湘南ロボケアセンター見学&体験
2017年02月08日 |
湘南ロボケアセンター |
見学&体験に行って来ました!! |
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湘南ロボケアセンターについて |
湘南ロボケアセンターは、「ロボットスーツHAL」を用いた運動機能トレーニングの実運用の場として、2014年1月に誕生し、「さがみロボット産業特区」を象徴する拠点として、先進の医療福祉機器開発を産学連携で推進する拠点として国内外から注目を集めています。 |
ロボットスーツHALについて |
ロボットスーツHALは、筑波大学大学院の山海嘉之教授が最先端テクノロジーを駆使して研究開発した世界初のサイボーグ型ロボット。装着する人の立ちたい、歩きたいという「意思」を感知して、その動作をアシストします。 |
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取材後記 |
まずは湘南ロボケアセンターの3階「ROBO TERRACE」で、プロジェクターで映像を映しながら「ロボットスーツHAL」の動作原理、装着の実例などを御説明いただきました。 |
動作原理については、例えば足が不自由な場合に |
『歩きたいと考える』⇒『神経を通じて筋肉に信号を送る』⇒『その信号をHALがキャッチ!する』⇒『HALが動作をアシストする』⇒『脳が体の動きを学習する』 |
といった流れになり、この動作を繰り返すことで、脳や神経、筋肉が動く動作を学習していき、やがて「歩ける」につながるという仕組みになるそうです。 |
すでに100施設以上の病院や福祉施設で活用され、ヨーロッパでも展開されているとのことで、HALのこれからの広がりを感じました。 |
街づくりのお話もあり、HALを装着したまま歩けるような街並みにして、障害がある方や高齢の方にも優しい街づくりを構想しているとのこと。ロボットとの共存。未来を感じる街づくりに気持ちが高まりました。 |
次に4階の「HALFIT」を見学。トレーニングをしている方はいらっしゃらなかったのですが、これまで脊髄損傷、脳卒中後遺症、筋力低下で歩行が困難な方など、400名以上の方がロボットスーツHALのトレーニングを行い、「あきらめが希望に変わっていく」場になっているとのこと。 |
HALの体験もしてきました。 |
医療用下肢タイプの装着。本当は下肢に装着するのですが、簡易的に腕に電極を付けて、肘を曲げたり伸ばしたりして、HALの動きを体験してきました。(写真:下左) |
肘を曲げるとHALも曲がる。確かに想像どおりの動きですが、心電図の検査の時につけるような電極を腕に4個付けるだけで、こんなスムーズにアシストしてくれるんだなと思いました。下肢にしっかり装着して使った場合は、きっと心強いでしょうね。 |
介護支援用の腰タイプのものは一緒に見学した方が装着。重い荷物を持つときに腰への負担が軽減されるため、介護施設や建築現場等で実用されているところもあるとのこと。(写真:下右) |
「さがみロボット産業特区」のシンボル拠点で「最先端 × ホスピタリティ」の「ロボケア(Robo Care)」を体験してきて、これからのケアの可能性を感じました。湘南ロボケアセンターでは装着体験や見学ツアーなどを行っているので、気になる方は是非。 |
『湘南ロボケアセンター』のホームページはこちら |
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