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2017年1月5日
第16弾!編集者が行く!ケアとソリューション フォーラム
2016年12月12日

AIとケア

 人の思いやり・気づかいはどう変わるか

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ロボットの専門家や実際に現場でロボットを活用されている福祉施設の方にロボットとの関わり方や活用事例についてお話いただき、ロボット等の新たな介護の担い手について考えていくことを目的に、ケアとソリューションフォーラム「AIとケア」と題しセミナーを開催されました。
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 基調講演 人工知能の思いやり ~ロボットをケアの視点から見つめなおす~
      岡田 美智男 氏(豊橋技術科学大学 教授)
 キーノート・トーク テクノロジーと人の距離 ~異質な他者との関わりあい~
      塩瀬 隆之 氏(京都大学総合博物館 准教授)
 実践報告 ケアの新たな担い手 ~信頼までの葛藤と折り合い~
      小林 央 氏(社会福祉法人同塵会 特別養護老人ホーム芙蓉苑施設長)
      牧野 裕子 氏(社会福祉法人千里会 第2新横浜パークサイドホーム施設長)
 パネルディスカッション ~大切な人のケアを誰に託せるか~
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取材後記

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岡田美智男氏の講演はとても興味深く、私のロボット感が大きく変わりました。
岡田氏が研究に取り組んでいる「弱いロボット」は、人間の優しさを必要とするロボットでした。
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ゴミ箱ロボットなのに自分ではゴミを拾うことが出来ないロボット。
周りの人のアシストでゴミを集めるんです。
確かに、ゴミ箱ロボットで間違ってないんだけど…
ロボットなら自分でゴミ収集するイメージがありませんか?
でも岡田氏のロボットは違っていて、人のアシストを必要とするロボットなんです。
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ロボットやAIと共生するには「互いの弱さを補いあいながら、それぞれの強みを引き出し、たたえあう関係へ」、「弱さがとりもつ縁」とおっしゃっていました。
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すっかり家庭に入り込んでいるお掃除ロボットも弱いロボットだそうです。
私たちは自然とお掃除ロボットの弱さを受け入れて共生してす。
掃除をしてくれるロボットの妨げにならないように、
私たちが余計なものを片づけたり、コードに引っかからないようにどかしてあげる。
これは自然とお掃除ロボットの弱さを私たちが受け入れ、アシストしているのです。
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会場にはロボットや機器の体験コーナーもありました。
photo161212_21 トレンドマスター株式会社の「なでなでワンちゃん」「なでなでねこちゃんDX2」ワンちゃんは平成28年12月発売の新商品です。
大和ハウス工業株式会社の「セラピー用アザラシ型ロボット パロ」世界で最もセラピー効果のあるロボットとしてギネスブックに認定されました。 photo161212_01
パロに声をかけると可愛い声で返事をしたり、抱き上げてなでていると気持ちよさそうに眠ってしまったり、まるで意思疎通ができ、生きているかのように感じました。
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パネルディスカッションで「ロボットと人間」、線を引かないことが大事だとおっしゃっていました。川崎市のブランドメッセージにある『多様性は可能性』、障害のある方や高齢者、外国人、AIやロボットと自分の中で線を引かずに色々な視点で可能性を考えることの大切さを改めて教えてもらいました。(H)
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AIとケア — ケアとソリューション フォーラムについてはこちら
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【過去の編集者が行く!】
15.パラムーブメントシンポジウム
14.ご近所支え愛モデル事業 第2回講演会
13.介護いきいきフェア
12.おやつカフェ in かわさき
11.ひつじカフェの食事会
10.第39回 かわさき市民祭り
番外編!編集者がやる!市民後見人養成研修
9.川崎市選手団の成績報告会/出発式
8.第6回 日本アンプティサッカー選手権大会2016
7.高津区敬老会の式典
6.平成28年度自殺予防週間街頭キャンペーン
5.編集者と長寿郎が行く!ご近所支え愛モデル事業講演会
4.平成28年度地域猫活動セミナー
3.編集者と長寿郎が行く!認知症キッズサポーター養成講座
2.熊本地震支援業務派遣報告会
1.かわさき健幸福寿プロジェクト★記念イベント
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