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2018年12月19日
第44弾!編集者が行く!パパママ向け介護準備講座 ダブルケアって?
川崎市で行われる地ケアイベントを紹介します。
イベントに参加し体験したことや思ったこと、主催者の思いをお伝えします。
「私たちの思いも!」という方もお待ちしております。ぜひ取材に行かせて下さい!

パパママ向け介護準備講座 ダブルケアって?

2018年11月15日

ダブルケアとは育児と介護の同時進行状態をいいます。
2016年内閣府の調査でダブルケアをする人は全国で少なくとも25万人3千人と言われています。年齢別では30~40歳代が80%を占めています。
今回は親の介護について考え、心の準備をする会に参加し、30代でダブルケアを経験された鈴木さんのお話を聞いてきました。
鈴木さんの介護は、30代の時、実母が50代で認知症を発症したことから始まります。この頃、鈴木さんは第一子を妊娠中でした。実は20代後半の時、既に認知症の予兆のような症状が何度かあったそうですが、その時は「まさか、お母さんに限って」と半信半疑で過ごしていたそうです。母親の病気を直視できない状況に、会場にいた皆さんも強く共感し、大きく頷いていました。
その後、離れて暮らす母の遠距離介護を経て、在宅介護を行います。その他にも母との関係、仕事、結婚や出産、夫婦の関係性、在宅介護と子育て等、誰もが介護を我が事として考えられるほど赤裸々にお話をしていただきました。
お話を聞きながら、遠い未来だと思っていた親の介護を身近に感じ、自分の両親を思い、今後起こり得る親の介護や兄妹や夫との関係に胸がぎゅっと苦しくなりました。
鈴木さんは「子育てや介護しながら行政のしくみや情報を得ることは難しいです。」とおっしゃっていました。親が元気なうち、時間に余裕があるうちに、住んでいる地域にどんな仕組みがあるのか、相談できる場所、行政の仕組みなど情報収集しておくこと。そして、私たちが想像しているより介護は過酷なので、一人で悩まず抱えず、必ず誰かに相談することが大切だと教えてくれました。
ちなみに、講座が行われた宮前市民館に隣接されている宮前図書館では「認知症の人にやさしい本棚」が常設されています。本棚には介護の本や体験記のほかに、遊び歌や童謡の本、絵本などもあり、認知症に関する書籍が取りやすくなっています。近くの本棚には宮前区の地域包括支援センターの資料が置かれ、図書館で地域の情報収集ができるようになっていて、これらの本や資料についての問合せや相談も、司書が受け付けています。
パパママ向け介護準備講座 うちの親は大丈夫? の詳細はこちら

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27.公園でできるゆるやかリフレッシュ体操の体験会
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18.認知症フレンドリーなまちづくりを考えるワークショップの報告会
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16.ケアとソリューション フォーラム
15.パラムーブメントシンポジウム
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13.介護いきいきフェア
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11.ひつじカフェの食事会
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番外編!編集者がやる!市民後見人養成研修
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8.第6回 日本アンプティサッカー選手権大会2016
7.高津区敬老会の式典
6.平成28年度自殺予防週間街頭キャンペーン
5.編集者と長寿郎が行く!ご近所支え愛モデル事業講演会
4.平成28年度地域猫活動セミナー
3.編集者と長寿郎が行く!認知症キッズサポーター養成講座
2.熊本地震支援業務派遣報告会
1.かわさき健幸福寿プロジェクト★記念イベント
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