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2020年2月13日

第47弾！編集者が行く！シニア読み聞かせボランティアりぷりんと・かわさき

川崎市で行われる地ケアイベントを紹介します。イベントに参加し体験したことや思ったこと、主催者の思いをお伝えます。「私たちの思いも！」という方もお待ちしております。ぜひ取材に行かせて下さい！

介護いきいきフェア
認知症のひととみんながつながる居場所
シニア読み聞かせボランティア
りぷりんと・かわさき

2019年11月14日

恒例の介護いきいきフェア。毎年、市地域包括ケア推進室(認知症・権利擁護担当)も参加していろいろ企画しています。今年は認知症関連の本の紹介と「シニア読み聞かせボランティアりぷりんと・かわさき」による読み聞かせが行われました。

会場は手作りの花飾りやポスター、テーブルクロスで飾られ、お茶やコーヒーを飲むこともできます。まるでカフェのよう。椅子に座って近くにある本をめくっていると、静かに読み聞かせが始まりました。

最初の本は「おむすびころりん」。なじみのある話は一気に幼かったあの頃を思い出しました。聞いているうちに楽しくなり、心の中でねずみと一緒に「おむすびころりんすってんてん！」とワクワク。忘れていた物語の結末に周りの人とびっくりして、思わずみんなで笑っちゃいました。
なんだか読み聞かせって面白い！

その後も「あたまにかきのき」や「モチモチの木」など続けてお話を聞きました。「モチモチの木」は複数の人たちで読まれ、迫力のあるセリフはまるで演劇を見ているようでドキドキしてしまいました。

りぷりんと・かわさきは、「サクセスフル・エイジング～健やかに、豊かに老いる～」をモットーに子どもたちから高齢者まで、全ての世代への絵本の読み聞かせを行うことによって社会に役立ちながら、自らの健康づくりのため活動している会です。主に多摩区内の小学校、中学校、学童施設、保育園、地域子育て支援センターなどで行うことが多いそうですが、最近では高齢者施設からの依頼も増え、活動の場所がどんどん広がっています。高齢者施設では昔ながらの物語が喜ばれるそうです。

読み聞かせはとても刺激的です。
物語から懐かしい記憶や思い出が蘇り、五感や脳が活性化されるのを私も感じました。

りぷりんと・かわさきのボランティアさんが「読み聞かせの活動こそが私たちの介護予防」「本の選書からあらすじを覚えたり、勉強会をしたり、発声や姿勢にも気を付けているの」と話すとおり、本当に皆さん姿勢がきれいで声がよく通り、お肌もハリがあって素敵でした。私もますます本が好きになりました。また機会があったら読み聞かせ聞いてみたいです。

介護いきいきフェアで展示された認知症関連本の書籍リストはこちら(PDF,296KB)

【過去の編集者が行く！】

46．多摩区認知症カフェ・地域カフェ交流会

45．川崎版HUG 避難所運営ゲーム

44．パパママ向け介護準備講座ダブルケアって？

43．夏休み親子向け消費者教育講座

42．生きがいづくり相撲から地域の魅力を再発見

37．柴田愛子さん講演会「こどものみかた」