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編集者が行く!

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2023年5月11日
第52弾!編集者が行く!補助犬セミナー(川崎市北部身体障害者福祉会館)
川崎市で行われる地ケアに関するイベントを紹介します。イベントに参加し体験したことや思ったこと、主催者の思いをお伝えします。 「私たちの思いも!」という方もお待ちしております。取材に伺いますので、ぜひお声がけください!
補助犬セミナー ~見て、知って、学ぼう!~ |
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2023年03月29日

公益財団法人日本補助犬協会のスタッフの方を講師に招いて「補助犬セミナー~見て、知って、学ぼう!~」が川崎市北部身体障害者福祉会館で開催されました。定員の倍以上の応募があり、多くの参加者が集まりました。春休み期間で子どもたちもたくさん参加していました。セミナーの詳細はこちら
補助犬とは
目が見えない、見えにくい方の歩行をサポートする盲導犬・車いすを利用している方や手や足に障害のある方の生活をサポートする介助犬・耳が聞こえない方に生活の中の必要な音を知らせる聴導犬、これら3種類の犬の総称です。障害のある方の生活を支援するための重要な存在です。
セミナーの最初に補助犬の環境やスタッフが体験したことを含めた現状、補助犬の育成についてお話を伺いました。その後、実演を交えながら補助犬の仕事について教えていただきました。
盲導犬は、障害物を避けたり段差の前で立ち止まり、時には座席など座れる場所を教えてくれます。
介助犬は、落とした物を拾ったり指定した物を持ってきてくれます。
聴導犬は、玄関チャイムなどの音がなると、体に触れて音源の場所まで誘導します。また、目覚ましが鳴ると体に触れ、体が動くまで教えてくれます。なかなか強い力で教えていました。
介助犬は、落とした物を拾ったり指定した物を持ってきてくれます。
聴導犬は、玄関チャイムなどの音がなると、体に触れて音源の場所まで誘導します。また、目覚ましが鳴ると体に触れ、体が動くまで教えてくれます。なかなか強い力で教えていました。
質問コーナーでは、子どもたちから「なんで指示は英語なの?」「トイレは?」「補助犬の訓練士になるには?」などの質問がありました。
身体障害者補助犬法が全面施行されてから令和5年で20年になりますが、現状は厳しく、補助犬の認知度は2から3割程度。認知度の低さから未だにお店や宿泊所、病院等で、補助犬の受け入れを拒否されることがよくあるそうです。とくに小型犬が多い聴導犬はペットの犬に間違えられてしまうこともあるとのこと。
補助犬には「お仕事中」の目印があります。盲導犬は白または黄色のハーネス(胴輪)、介助犬・聴導犬は胴着などに認定証(使用者証)があり、胴着着用中は「お仕事中」を意味します。街で「お仕事中」の補助犬に会ったら、声はかけず、触らないで温かく見守ります。
もし、障害のある方が困っている時は「何かお手伝いしましょうか?」と声をかける、または筆談で話しかけてほしいとおっしゃっていました。
もし、障害のある方が困っている時は「何かお手伝いしましょうか?」と声をかける、または筆談で話しかけてほしいとおっしゃっていました。
最後はお楽しみの補助犬と触れ合う時間でした。お仕事が終わった補助犬たちはとても人懐っこく、みんなの所で「なでて」とおねだりをしていました。
子どもたちも補助犬たちを触りながら「かわいい」「人を助けられる犬ってすごい」「知らなかったことがたくさんあって楽しかった」とお話してくれました。
子どもたちも補助犬たちを触りながら「かわいい」「人を助けられる犬ってすごい」「知らなかったことがたくさんあって楽しかった」とお話してくれました。
私たちは身体障害者の自立のおよび社会参加を促進するためにも、補助犬についてもっと知る必要があると、セミナーに参加し強く感じました。