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編集者が行く!
2026年1月26日
編集者が行く!第64弾!
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パンとコーヒーのお店「PianoPianoぴあ~のぴあ~の」
2025年12月24日
「ここはまさに地ケア(地域包括ケアシステム)」
令和7年最後の取材は、多摩区生田の就労継続支援B型事業所「PianoPianoぴあ~のぴあ~の」さんにお邪魔しました。
クリスマスイブのこの日はあいにくの雨。小田急線生田駅で下車し、寒さに身を縮めながら7分ほど歩くと、ぱっと目を引く鮮やかな青いベーカリーカフェが姿を現しました。ドアを開けると美味しそうなパンが並んでいて、思わず笑顔になりました。
このかわいいお店が、障害者の就労支援施設だと気づく人はいるのでしょうか。


店内は木目調の机や椅子でまとめられ、温かみのある雰囲気です。

窓側にはキッズスペースがあり、マットが敷かれた遊び場では子どもが自由に過ごせます。ママは子どもを見守りながら、お茶や食事を楽しむことができます。

この日はおすすめの自家焙煎のコーヒーを注文してお話を伺いました。
PianoPianoさんは、元川崎市職員のお二人が立ち上げた就労継続支援B型事業によって運営されています。
若年性認知症を抱える方のほか、様々な障害をお持ちの方の働く場にもなっており、パンの陳列や袋詰め、接客、軽作業、菜園のお手伝いなど、幅広い作業に取り組んでいます。カフェの屋上では野菜や果物を育てていて、採れた果物を使ったデニッシュや新鮮な野菜が店頭に並ぶこともあります。

また、カフェスペースでは地域の方が活動できる場として、さまざまなイベントが開かれています。
この日も「行政書士による無料相談会」が開かれていて、行政書士の矢吹先生がみなさんの暮らしの困りごとに耳を傾けていました。私も気になっていた両親のことを相談したのですが、矢吹先生の柔らかな話し方と経験に基づいたアドバイスがとても心地よく、気づけば次から次へと話していました。

矢吹先生の相談会のほかに、「パンとベビーのおしゃべり会」「チクチクの会 ロバ隊長をつくろう」「おえかきcafe」「しめ縄作りのワークショップ」など楽しいイベントが盛りだくさんです。

取材中、NPO法人マイWayの皆さんが立ち寄り、スタッフと楽しそうに話していました。PianoPianoさんでは、月に2回、お店の周りの清掃をNPO法人マイWayにお願いしています。こうした施設同士のつながりも大切にしています。
お昼近くになると店内はパンを買う人やカフェで食事をする人で、あっという間に満席に。奥のテーブルでは高齢者4人の女子会。キッズスペースでは赤ちゃんを抱っこしたママたちが食事を楽しんでいます。ほかにもコーヒーと本を楽しむ男性やお昼休みにランチをとる女性など、さまざまな人たちでにぎわっていました。
店内を見渡した時、「ここはまさに地ケア(地域包括ケアシステム)だ」と感じましたが、施設長の松澤さんによると「地域の方々が交流できる場をつくり、そこに若年性認知症の方々が自然と交流できれば・・・」との思いで、ベーカリーカフェを立ち上げたとのことでした。

PianoPianoはイタリア語で「ゆっくり、ゆっくり」
カフェのコンセプトは「ゆっくり のんびり 自分らしく」。
居心地がよく、地域の方たちが自然と集まり、笑顔があふれる温かい空間でした。
当日は本当に寒い日でしたが、ここだけは別世界のように感じました。
居心地がよく、地域の方たちが自然と集まり、笑顔があふれる温かい空間でした。
当日は本当に寒い日でしたが、ここだけは別世界のように感じました。
| PianoPianoさんの最新情報はこちら(@pianopiano2024) 相談にのってくれた矢吹先生はこちら(Mana行政書士事務所) |
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PianoPianoさんより素敵なお写真をご提供いただきました。ありがとうございます。


